ダーティ掃除人ノート: ネットの自由と「真の1984」

2016年6月3日金曜日

ネットの自由と「真の1984」

数日前,年配のかたが,足早に歩いていたから,という理由で職務質問を受けバックの中まで確認され不本意,というツイートを見かけた。

もっと前に,元公安のボスだった政治家が辞めた後,同じようなパターンで職務質問を受け,激怒している内容のブログを見たことがある。

ネットの自由が無かったら,こうした情報は得られない。

さらに,ネットの自由が無くなることは簡単にあり得ると言える。

その場合,単純にネットが無かった昔に戻るのとは訳が違う。

権力側は引き続きネットを駆使するが,じぶんは規制された範囲でしかネットを使えない状況になるのだ。

ところで,つい先日,ヘイトスピーチ解消法なるものが成立して,これは理念法だと人々が確認するより早く,まったくしょうもない事から,警察が路上デモで,現行犯逮捕の準備をしだす有様になっているそうな。

こうなってくると,右派左派のやり取りもただの茶番と化してしまい,国には権力の奪い合いがあるだけということだ。

言うまでもなく,世界ではもっとそうだということになる。

オーウェルの「1984」,その最悪のシナリオはいったん忌避できたかのように思えたけれども,なんのことはない,,

もっと最悪のシナリオ,もしくは「真の1984」のシナリオに乗っかっているのかもしれないな。

人々は,じぶんより賢明だと普段考えているので,そうはならないと気楽に思うこととして,,

引き続き,無責任に週末を楽しみます。

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